ひとことで言うと
要点はこれだけです。モデルは1試合を40以上の数値に分解し、過去の何万という似た状況からそれぞれの結果が起きる確率を推定します。そしてその確率をブックメーカーのオッズと突き合わせます。モデルの確率がオッズの示す確率をはっきり上回ったとき、その試合に「バリュー」が生まれ、そこではじめて予想として公開します。バリューのない試合は、あえて出しません。
3つのステップ
- データの収集とクリーニング:5シーズン以上の試合結果、得点の時間帯分布、シュートと期待得点、ボール保持と前進の仕方、セットプレーの効率、ホームとアウェイの差、日程の過密度、負傷と出場停止、そして複数ブックメーカーのオープニングオッズとライブオッズを取り込みます。重複と外れ値を処理し、昇格・降格したチームはリーグ強度で補正します。これをやらないと、下位カテゴリーで積み上げた見栄えのいい数字がモデルを汚します。
- 確率の算出:勾配ブースティングとポアソン系の得点分布を組み合わせたアンサンブルモデルで、勝敗、オーバー/アンダー2.5、両チーム得点、ダブルチャンスといった各マーケットの確率分布を出します。「どちらが勝つか」という単一の答えではなく、分布そのものを出すのがポイントです。
- バリューの判定:モデルの確率をフェアオッズに換算し、市場のオッズと比較します。期待値がプラスで、かつ差があらかじめ決めたしきい値を超えたときだけ、その予想を公開します。
成績を公開しなければならない理由
予想の良し悪しは、当たった試合のスクリーンショットでは何も証明できません。意味があるのは、全部の予想を並べたときの数字だけです。だから予想はキックオフ前に公開して固定し、試合後に自動判定して、外れもそのまま残します。他社の的中率が確かめられないなら、その数字はないものと同じだと考えてください。
バリューオッズとは何か
オッズ1.85は、ブックメーカーがその結果の確率を約54%と見ていることを意味します(手数料を除けばもう少し低くなります)。モデルが同じ結果を63%と見積もったなら、そこには9ポイント分の差があります。この差がバリューです。バリューがあるからといってその試合に勝てるわけではありません。同じ状況を100回繰り返せば利益が残る、という意味です。1試合ごとの勝ち負けではなく、判断の積み重ねで評価してください。
モデルが苦手なこと
データが薄い試合ほど誤差は大きくなります。下位カテゴリーのリーグ、プレシーズンの親善試合、大幅なターンオーバーが起きるカップ戦の序盤などです。退場、GKのミス、試合中のシステム変更、天候といった突発的な要素については、モデルは確率を出せても予知はできません。これらを回避できると謳う商品があれば、それは誇張です。
正しい使い方
予想は命令ではなく、確率つきの参考情報として扱ってください。おすすめは、1回のベット額を固定し(資金の1%から2%程度)、バリューのある予想だけに絞り、最低でも100試合ためてから評価することです。3連敗したから倍賭けする、連勝したから金額を上げる、これはどちらもやめてください。長期的な差は、数試合多く当てることよりも資金管理から生まれます。
よくある質問
モデルはどんなデータを使っていますか
公開データだけです。5年以上の試合結果、得点と失点の分布、シュートと期待得点(xG)、ボール保持とパスの質、ホームとアウェイの差、日程の過密度、負傷と出場停止、そして各ブックメーカーのオープニングオッズと変動です。内部情報は一切使っていません。
的中率62%はどう計算していますか
判定済みの予想の総数を分母に、的中数を分子にした単純な割合で、絞り込みはしていません。予想はキックオフ前に公開・保存され、試合後に自動判定されます。この数字はサンプルとともに動きます。見栄えのために負けた記録を消すことはありません。
予想は毎日更新されますか
はい。毎日キックオフ前にモデルを回し直し、最新の負傷情報、スタメン、オッズの動きを反映します。キックオフ後の予想は固定され、変更されません。
本当に完全無料ですか
はい。すべて無料で、登録もメールアドレスも不要です。
必ず勝てますか
いいえ、誰にもできません。モデルが出すのは確率とバリューの判断であって、結果の保証ではありません。長期的にプラスにするには規律と資金管理が必要で、1試合ごとの偶然は決してなくなりません。